「ドリーム・キャッチャー」

原作はスティーブン・キングです。新潮文庫で4巻組だった記憶があるんだけど・・・。読んでないのでなんともいえませんが、相当端折ったんだろうなぁ・・・。
ストーリーはこちらを参照
スティーブン・キングの特徴を寄せ集めた映画でした。親友4人組は「スタンド・バイ・ミー」、子供の頃の不思議な体験は「IT」、雪の山荘は「ミザリー」。こんな設定ですから、なんの予備知識がなくてもキングの作品だと分かると思いますよ。

視覚効果に限らず隠すところは隠して欲しかったし、盛り上げるところは盛り上げて欲しかった。この手のストーリーならもっとハラハラ感を全面に押し出してもいいような感じがしてならないのだが・・・。
ホラーとしては怖さが全く伝わってこず、サスペンスとしては盛り上がりのなさとラストのあっけなさで興ざめ的なところ。娯楽映画としてお楽しみください。過度の期待は禁物です。

と言うわけで、いつものようなスティーブン・キングのホラー系作品への辛口コメントになってしまいました。