Murder at Hazelmoor
ブックオフで、
- ハーゼルムアの殺人 アガサ・クリスティ(角川文庫)
を買ってきたわけですが、『こんなタイトルのクリスティ作品ってあったけ??』と言う声が聞こえてきそうですね。
原題は
"Murder at Hazelmoor"
です。
といっても、アメリカ版の原題。イギリス版だと、
"The Sitaford Mystery"
これで、どの作品かは分かりましたね。クリスティ文庫では76番目の作品ですよ。
ハウダニットなネタをフーダニットにするクリスティは凄いと感じる作品ですね。
さて、クリスティのノンシリーズを思い出しているんですが、どれがお薦めかなと。
「そして誰もいなくなった」は別格なので、今回は触れずにおきましょう。
となると、私が一番に薦めたいのは「蒼ざめた馬」ですね。クリスティ風のオカルトチックな異色作です。
あと、意外とクリスティはスパイ小説にも長けてたりします。「死への旅」なんか良くできた傑作でしょう。
クリスティは読破してしまった人が多いかも知れませんが、原点回帰してみてはいかが・・・。
- 作者: アガサ・クリスティー,田村隆一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/03/16
- メディア: 文庫
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