日本に限ったことではないのかもしれないのだが、最近のテレビでの報道され方の内容はひどい。政治、経済、社会、スポーツ。どのコンテンツを取ってみても、正しい報道がなされているとは思えないのだ。なぜそんな現象が起こっているのだろうと考えたときに、ふと思い当たるのは、担当記者(だと思われる)の知識のなさ。民放のニュース番組で政治家やスポーツ選手への質問なんかを聞いていると、「そんなことを聞いてどんな記事にすんねん。芸能情報記者じゃあるまいし。もうちょっと勉強してこいよ。」と怒りがわいてくる。ま、政治もスポーツもテレビ局の視聴率重視の姿勢が災いしてるんでしょうが。。。「放送プログラムの総バラエティー番組化」を目指しているのではないかと疑問に思う。視聴率とかあまり関係なさそうに見える、テレ東やNHKの特集番組や報道番組を安心して見てられるのは、主観ばかりの押し売りではない、決してわかりやすいとはいえない専門家による解説に裏打ちされた番組を作っているからだと思ったりする。下手に知識人ぶった芸能人をキャスター扱いしないしね。そんなテレビの低脳さが新聞に伝播しないことを祈ってやまない。
日本代表監督の岡田さんが怒りをあらわにするのも、中田ヒデやイチローがそっけない答えをする(してた)のも、オチヤイさんがプリプリすのもの、相撲協会がため息をつくのも、首相や野党の党首が逆ギレするのも、ちょっとだけ理解できたりもする。
そもそも、普段はあまり地上波の民放テレビを見ないので、どうでもいいことなんだけど。テレビなんて全てPPVにしちゃえばいいのに。。。