5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2074ページ
ナイス数:10ナイス

アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)
ハリウッド的サスペンス以外なにものでもないね。最後はポール・アンダーソンのバイオハザードかと思ったよ。
読了日:05月31日 著者:セバスチャン・フィツェック
密室殺人 (集英社文庫)密室殺人 (集英社文庫)
実は青い密室は未読だったのです。赤い密室と白い密室に劣らずの良いできでした。赤>青>白の順で好きかも。黒い密室も鮎川の頭の中にあったらしいけど、本人が密室への興味をなくしてしまったので、すっかり忘れてしまったってのは、とても残念なことでありんす。鮎川の密室モノと言えば、道化師の檻も忘れちゃいかんね。
読了日:05月26日 著者:鮎川 哲也
技師は数字を愛しすぎた【新版】 (創元推理文庫)技師は数字を愛しすぎた【新版】 (創元推理文庫)
最後は初期の浅見光彦シリーズのようだった。この手の終わりかたは、あまり好きではない。全体的には、マルイユの粘着質な性格が楽しめたね。核燃料が入った魔法瓶みたいなチューブってのが、最後までイメージできなかったのは、自分だけ??
読了日:05月23日 著者:ボワロ&ナルスジャック
オランダ靴の謎 (創元推理文庫 (104-7))オランダ靴の謎 (創元推理文庫 (104-7))
福島読書会のために再読。これだけ、理屈が成り立つようにしかけている、クイーンに拍手。初期のクイーンでは、理屈が最優先で、動機だのトリックだのは二の次だもんね。この理屈しばりが、あとあとクイーンを苦しめていくんだけど、それはそれでミステリに一石を投じているし、クイーン無くしてはミステリ論を深く考えさせられることはないね。
読了日:05月17日 著者:エラリー・クイーン
マシューズ家の毒 (創元推理文庫)マシューズ家の毒 (創元推理文庫)
おば様方が大騒ぎ。前作より断然おもしろくなってます。
読了日:05月12日 著者:ジョージェット・ヘイヤー
悲劇の臨時列車―鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫)悲劇の臨時列車―鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫)
綾辻と笹沢、それと中津文彦の作がよかった。中津文彦氏は先日亡くなられてしまったのだが、氏がこのてのサスペンス物を書いていたとは、知らなかった。
読了日:05月04日 著者:西村 京太郎,原田 康子,津村 秀介,風間 一輝,笹沢 左保,山村 正夫,綾辻 行人,戸板 康二,有栖川 有栖,中津 文彦

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
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